この治験の目的
この試験は、ステージⅣまたは再発の非扁平上皮非小細胞肺がんのうち、未治療(最初の治療として全身抗がん治療を受けていない)の患者さんを対象とした試験です。がん細胞の1%以上にPD-L1というタンパク質が見られる患者さんについて、2つの治療法(ニボルマブとrelatlimabの配合剤を使う治療、ペムブロリズマブを使う治療)を比べ、生存期間を評価する目的で実施されます。
試験名
PD-L1発現率1%以上のステージⅣまたは再発非扁平上皮(NSQ)非小細胞肺がん患者を対象に、一次治療として、ニボルマブとrelatlimabの固定用量配合剤と化学療法の併用療法をペムブロリズマブと化学療法の併用療法と比較する第Ⅲ相ランダム化非盲検試験
主な参加条件
この治験は以下の条件に当てはまる方が参加いただけます。
1)18歳以上の方
2)中央検査機関でPD-L1腫瘍細胞の発現が1%以上と判定され、組織学的に確認された非扁平上皮組織型のステージⅣまたは再発非小細胞肺がんの方
3)RECIST 1.1版の基準に基づく、コンピュータ断層撮影または核磁気共鳴画像検査による測定可能病変を有する方
4)スクリーニング時のECOGパフォーマンスステータスが1以下である方
5)進行または転移性疾患に対する一次治療としての全身抗がん治療を受けていない方
主な参加できない条件
・標的阻害剤療法に感受性のあるEGFR変異、ALK転座、ROS-1転座を有する方。また、既知のBRAFV600E、RET変異およびNTRK融合遺伝子変異を有する方
・未治療の中枢神経系転移を有する方
・軟膜・髄膜転移(がん性髄膜炎)を有する方
・治療を必要とする同時悪性腫瘍を有する方。または、ランダム化前の2年以内に活動性悪性腫瘍の既往歴を有する方
・自己免疫疾患を有する方
・間質性肺疾患または肺臓炎の既往歴があり、管理のためにグルココルチコイドの経口または静脈内投与を必要とした方
・抗PD-1、抗PD-L1、抗PD-L2もしくは抗CTLA-4抗体、またはT細胞共刺激もしくはチェックポイント経路を特異的に標的とするその他の抗体もしくは薬剤による前治療のある方
スケジュール
この治験に参加され基準を満たした方は、以下の2つのグループのいずれかにランダムに割り当てられます。治験薬または対照薬(比較のための薬)を規定された日に投与いたします。
・A群:ニボルマブ/relatlimab、カルボプラチン、ペメトレキセド、シスプラチン
・B群:ペムブロリズマブ、カルボプラチン、ペメトレキセド、シスプラチン
実施医療機関
北海道がんセンター 北海道
仙台厚生病院 宮城県
福島県立医科大学附属病院 福島県
埼玉医科大学国際医療センター 埼玉県
国立がん研究センター東病院 千葉県
がん研究会有明病院 東京都
神奈川県立がんセンター 神奈川県
神奈川県立循環器呼吸器病センター 神奈川県
新潟県立がんセンター新潟病院 新潟県
静岡県立静岡がんセンター 静岡県
浜松医科大学医学部附属病院 静岡県
大阪国際がんセンター 大阪府
関西医科大学附属病院 大阪府
近畿大学病院 大阪府
兵庫県立がんセンター 兵庫県
奈良県立医科大学附属病院 奈良県
倉敷中央病院 岡山県
中国中央病院 広島県
高知大学医学部附属病院 高知県
久留米大学病院 福岡県
産業医科大学病院 福岡県
この治験の目的
この試験は、KRAS G12Cという遺伝子変異を持つ、局所進行*または転移性†の非扁平上皮非小細胞肺がんのうち、これまでに全身性抗がん治療を受けていない患者さんを対象としています。従来の治療(ペムブロリズマブ+化学療法)に治験薬(adagrasib)を併用した場合と、プラセボ(有効成分を含まない偽薬)を併用した場合の効果や安全性を比較する目的で実施されます。
*がんが肺の周囲や近くのリンパ節に広がっている状態
†がんが肺から離れた別の臓器や反対側の肺にまで広がっている状態
試験名
KRAS G12C変異を有する未治療の局所進行または転移性非扁平上皮非小細胞肺がん患者を対象にAdagrasibとペムブロリズマブおよび化学療法との併用をプラセボとペムブロリズマブおよび化学療法との併用と比較するランダム化、二重盲検、第Ⅲ相試験(KRYSTAL-4)
主な参加条件
この治験は以下の条件に当てはまる方が参加いただけます。
1)18歳以上の方。
2)非扁平上皮非小細胞肺がんで、腫瘍サンプルおよび/または循環腫瘍DNAによるKRAS G12C変異の存在が組織学的または細胞学的に確認されている方。
3)局所進行性または転移性疾患の方。
4)RECIST v1.1基準に基づき、CTまたはMRIで少なくとも1つの病変が測定可能である方。
5)進行性または転移性疾患に対して、これまでに全身性抗がん治療を受けていない方。
6)根治的治療(例:化学放射線療法や完全な外科的切除)の適応ではない方。
7)脳転移(未治療の場合、直径20mm以下)がある場合、脳転移が無症状であり、直ちに局所治療を必要としない方。
8)VENTANA PD-L1(SP263)アッセイ、Agilent PD-L1 IHC 22C3 pharmDx、またはAgilent PD-L1 IHC 28-8 pharmDxによって判定されたPD-L1発現率が0~100%である方。
主な参加できない条件
・過去2年以内に全身治療を必要とする活動性の自己免疫疾患または炎症性疾患を有する方。
・登録前6か月以内にコントロール不良または重大な心血管疾患があり、現在も継続している、または再発のリスクがある方。
・骨髄または肝機能が不十分な方、または心電図に異常がある方。
・QTc間隔延長を引き起こすことが知られている併用薬による治療を継続しており、試験開始前に代替治療へ切り替えができない方。
・KRAS G12C変異を標的とした治療(例:ソトラシブ、アダグラシブ)をいずれかの状況で受けている方。
・その他、重篤な急性または慢性の医学的・精神的状態、または検査値異常があり、試験参加や治験薬投与に関連するリスクが高まる可能性がある方。
その他、プロトコールで定義された適格/除外基準が適用されます。
スケジュール
この治験に参加され、基準を満たした方は、以下の2つのグループのいずれかにランダムに割り当てられます(どちらのグループに割り当てられたかは、患者さんご自身や治験担当医師にはわかりません)。以下の薬を規定された日に投与いたします。
・治験薬群:Adagrasib、ペムブロリズマブ、ペメトレキセド、シスプラチン、カルボプラチン
・プラセボ群:プラセボ、ペムブロリズマブ、ペメトレキセド、シスプラチン、カルボプラチン
実施医療機関
北海道大学病院 北海道
青森県立中央病院 青森県
仙台厚生病院 宮城県
埼玉医科大学国際医療センター 埼玉県
東京都立駒込病院 東京都
北里大学病院 神奈川県
富山大学附属病院 富山県
浜松医科大学医学部附属病院 静岡県
中京病院 愛知県
名古屋医療センター 愛知県
大阪国際がんセンター 大阪府
大阪市立総合医療センター 大阪府
関西医科大学附属病院 大阪府
九州大学病院 福岡県
長崎大学病院 長崎県
この治験の目的
この試験は、KRAS G12Cという遺伝子変異を持つ非小細胞肺がんのうち、がん細胞の50%以上にPD-L1というタンパク質が見られる患者さんを対象とした試験です。初めて抗がん剤の治療を受ける患者さんについて、治験薬(adagrasib)とペムブロリズマブを併用した場合と、ペムブロリズマブ単剤で用いた場合の効果を比較する目的で実施されます。
試験名
KRAS G12C変異を有する進行非小細胞肺がん患者を対象としたAdagrasibの単剤投与およびペムブロリズマブとの併用投与の第Ⅱ相試験ならびにAdagrasibとペムブロリズマブの併用投与をペムブロリズマブと比較する第Ⅲ相試験(KRYSTAL-7)
主な参加条件
この治験は以下の条件に当てはまる方が参加いただけます。
1)18歳以上の方。
2)KRAS G12C変異を有する未治療の局所進行または転移性扁平上皮および非扁平上皮非小細胞肺がんの方。
3)PD-L1の発現が50%以上の方。
4)ECOGパフォーマンススケールが0または1の方。
主な参加できない条件
・局所進行または転移性非小細胞肺がんに対する化学療法、免疫チェックポイント阻害剤治療 、またはKRAS G12C変異を標的とする治療(例:ソトラシブ)などの全身療法による前治療歴を有する方。
・治験薬の初回投与前6ヵ月以内に30Gyを超える肺への放射線照射を受けた方。
スケジュール
この治験の第Ⅲ相パートでは、治験薬または対照薬(比較のための薬)を規定された日に投与いたします。この治験に参加され基準を満たした方は、以下のグループのいずれかにランダムに割り当てられます。
●第Ⅲ相試験のパート
・治験薬群:Adagrasib 400mg(1日2回)+ペムブロリズマブ200mg(3週ごと)
・対照薬群:ペムブロリズマブ200mg(3週ごと)
実施医療機関
青森県立中央病院 青森県
仙台厚生病院 宮城県
福島県立医科大学附属病院 福島県
埼玉医科大学国際医療センター 埼玉県
国立がん研究センター東病院 千葉県
北里大学病院 神奈川県
横浜市立市民病院 神奈川県
富山大学附属病院 富山県
金沢大学附属病院 石川県
浜松医科大学医学部附属病院 静岡県
中京病院 愛知県
名古屋医療センター 愛知県
大阪国際がんセンター 大阪府
大阪市立総合医療センター 大阪府
近畿中央呼吸器センター 大阪府
兵庫医科大学病院 兵庫県
兵庫県立がんセンター 兵庫県
奈良県立医科大学附属病院 奈良県
岡山赤十字病院 岡山県
倉敷中央病院 岡山県
中国中央病院 広島県
岩国医療センター 山口県
愛媛大学医学部附属病院 愛媛県
高知大学医学部附属病院 高知県
長崎大学病院 長崎県
この治験の目的
この試験は、進⾏⾮⼩細胞肺がんと診断され、がん細胞の50%以上にPD-L1というタンパク質が⾒られる患者さんを対象としています。
治験薬(Pumitamig)をペムブロリズマブと⽐較し、進⾏せずに安定した状態が続く期間や、⽣存期間などを評価する⽬的で実施されます。
試験名
ROSETTA Lung-202:PD-L1が50%以上の局所進⾏または転移性⾮⼩細胞肺がん患者を対象に、⼀次治療としてPumitamig単剤療法とペムブロリズマブを⽐較するランダム化、⼆重盲検、第Ⅲ相試験
主な参加条件
この治験は以下の条件に当てはまる⽅が参加いただけます。
1)18歳以上の⽅。
2)ステージⅢB/CまたはステージⅣの⾮⼩細胞肺がん(扁平上⽪型および⾮扁平上⽪型)であることが組織学的または細胞学的に診断されている⽅。
3)PD-L1発現が50%以上である⽅。
4)RECIST v1.1に定義される測定可能病変を有する⽅。
5)局所進⾏または転移性⾮⼩細胞肺がんに対する全⾝性の抗腫瘍療法歴がない⽅。
6)ECOG performance status 0〜1である⽅。
主な参加できない条件
・⼀次治療として承認されている遺伝⼦異常(AGA)が確認されている⽅。
・症候性の未治療中枢神経系転移、軟髄膜転移(がん性髄膜炎)または脊髄圧迫がある⽅。
・最適な治療にもかかわらずコントロール不良の⾼⾎圧、うっ⾎性⼼不全、活動性冠動脈疾患(ランダム化前6ヵ⽉以内)、⼼室性不整脈、重⼤な⾎栓性または塞栓性イベント、重⼤な出⾎性イベントが認められる(ランダム化前6ヵ⽉以内)など重⼤な⼼⾎管障害を有する⽅。
・肺出⾎の重⼤なリスクがある⽅。
・活動性の⾃⼰免疫疾患がある⽅。
・治験実施計画書に規定されたその他の選択/除外基準が適⽤されます。
スケジュール
この治験に参加され基準を満たした⽅は、以下の2つのグループのどちらかにランダムに割り当てられます(どちらのグループに割り当てられたかは、患者さんご⾃⾝や治験担当医師にはわかりません)。治験薬またはペムブロリズマブを規定された⽇に投与いたします。
A群:Pumitamig
B群:ペムブロリズマブ
実施医療機関
⻘森県⽴中央病院 ⻘森県
仙台厚⽣病院 宮城県
東北⼤学病院 宮城県
埼⽟医科⼤学国際医療センター 埼⽟県
獨協医科⼤学埼⽟医療センター 埼⽟県
船橋市⽴医療センター 千葉県
神奈川県⽴がんセンター 神奈川県
湘南鎌倉総合病院 神奈川県
⽯川県⽴中央病院 ⽯川県
浜松医科⼤学医学部附属病院 静岡県
豊橋市⺠病院 愛知県
関⻄医科⼤学附属病院 ⼤阪府
近畿⼤学病院 ⼤阪府
兵庫医科⼤学病院 兵庫県
県⽴広島病院 広島県
愛媛⼤学医学部附属病院 愛媛県
済⽣会熊本病院 熊本県
この治験の目的
この試験は、MTAPホモ接合性欠失*という遺伝子の変化がある、転移性の非小細胞肺がんのうち、これまでがんに対する全身的抗がん治療を受けていない患者さんを対象とした試験です。ペムブロリズマブと化学療法に治験薬(BMS-986504)を併用した場合と、プラセボ(有効成分を含まない偽薬)を併用した場合を比較し、がんが進行せずに安定した状態が続く期間などを評価する目的で実施されます。
* 本来は細胞内に2つあるMTAP遺伝子の両方が欠けている状態
試験名
MTAPホモ接合性欠失を有する未治療転移性非小細胞肺がん患者を対象として、Navlimetostat(BMS-986504)とペムブロリズマブおよび化学療法の併用療法を、プラセボとペムブロリズマブおよび化学療法と比較するランダム化二重盲検第Ⅱ/Ⅲ相試験
主な参加条件
この治験は以下の条件に当てはまる方が参加いただけます。
1)18歳以上の方。
2)転移性(ステージⅣまたは再発)非小細胞肺がんであり(American Joint Committee on Cancer第9版の定義による)、転移性疾患に対する全身的抗がん治療歴がない方。
3)組織学的に非小細胞肺がんと確認されており、かつホモ接合性の
MTAP欠失またはMTAP loss(欠損)を有する方。
4)米国東海岸癌臨床試験グループ(ECOG)パフォーマンスステータスが0または1である方。
5)RECIST v1.1に基づく測定可能病変を少なくとも1つ有する方。
主な参加できない条件
・非扁平上皮がんの参加者において、一次治療として標準治療が存在する標的可能なドライバー遺伝子変異またはアクショナブル遺伝子異常(治療標的となり得る遺伝子異常)が確認されている方。
・症候性の脳転移または脊髄圧迫がある方。
・転移性非小細胞肺がんに対する全身療法(化学療法、免疫療法、分子標的療法、生物学的製剤)を受けたことがある方。
スケジュール
この治験に参加され基準を満たした方は、4つのグループのいずれかにランダムに割り当てられます。各グループでは、治験薬(BMS-986504)+ペムブロリズマブ+化学療法、またはプラセボ+ペムブロリズマブ+化学療法のいずれかを規定された日に規定された量で投与いたします。
実施医療機関
北海道大学病院 北海道
聖マリアンナ医科大学病院 神奈川県
大阪市立総合医療センター 大阪府
岡山医療センター 岡山県
九州がんセンター 福岡県
この治験の目的
この試験は、第3世代上皮成長因子受容体チロシンキナーゼ阻害薬(EGFR-TKI)による治療後にがんが進行した、EGFR遺伝子変異陽性の非小細胞肺がんの患者さんを対象としています。治験薬(izalontamab brengitecan)とプラチナ製剤ベースの化学療法を比較し、がんが進行せずに安定した状態が続く期間などを評価する目的で実施されます。
試験名
IZABRIGHT-Lung01:EGFRチロシンキナーゼ阻害薬で疾患進行が認められたEGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺がん患者を対象とした、izalontamab
brengitecan(BMS-986507)とプラチナ製剤ベースの化学療法を比較するランダム化、非盲検、第Ⅱ/Ⅲ相試験
主な参加条件
この治験は以下の条件に当てはまる方が参加いただけます。
1)18歳以上の方。
2)非扁平上皮非小細胞肺がんであり、根治目的の治療の適応とならない方。
3)EGFR変異(エクソン19欠失またはL858R変異)を示す所見が記録されている方。
4)術後補助療法、局所進行または転移に対する直近の治療として、第3世代EGFR-TKI(例:オシメルチニブ、furmonertinib、ラゼルチニブなど)単剤または併用療法後に疾患進行が認められた方。
5)プラチナ製剤を含む2剤併用化学療法レジメン(シスプラチンまたはカルボプラチンとペメトレキセドの併用)を受ける適格性を有する方。
主な参加できない条件
・臓器機能および/または骨髄予備能が不十分な方。
・軟膜・髄膜転移または脊髄圧迫が認められる方。
・コントロール不良の全身性疾患を有する方。
・その他、プロトコールに定められた組み入れ基準/除外基準が適用されます。
スケジュール
この治験は、第Ⅱ相試験と第Ⅲ相試験の2つのパートに分かれて進行します。この治験に参加され基準を満たした方は、以下のグループのいずれかにランダムに割り当てられます。治験薬または対照薬(比較のための薬)を規定された日に規定された量で投与いたします。
・第Ⅱ相試験のパート
A群:izalontamab brengitecan 2.0 mg/kg 第1日、第8日、3週ごと投与
B群:izalontamab brengitecan 2.5 mg/kg 第1日、第8日、3週ごと投与
C群:プラチナ製剤ベース化学療法 規定量を規定日に投与
・第Ⅲ相試験のパート
D群:izalontamab brengitecan 2.5 mg/kg 第1日、第8日、3週ごと投与
E群:プラチナ製剤ベース化学療法 規定量を規定日に投与
実施医療機関
北海道がんセンター 北海道
仙台厚生病院 宮城県
がん研究会有明病院 東京都
神奈川県立がんセンター 神奈川県
静岡県立静岡がんセンター 静岡県
浜松医科大学医学部附属病院 静岡県
近畿大学病院 大阪府
久留米大学医学部附属病院 福岡県